移動例会

6月20日、クラブの移動例会で米原市醒井の『醒井木彫美術館』を見学しました。

霊仙山の麓に「上丹生」という集落があり古くから『木彫りの里』と知られています。江戸時代後期から受け継がれた木彫りの伝統が今にわる稀有な地域で、社寺彫刻を主に欄間や手挟み等が製作され発展してきました。

現代においては、社寺の装飾や仏像そして建築彫刻、欄間や表札など幅広い製作が日々行われ、若い方へと後継されています。そのような素晴らしい作品が、美術館には多数展示されておりました。

また、美術館の前には、太古より枯れることなく湧き出た清冽な水が流れている地蔵川があり、清流でしか育たないと言われる『梅花藻』が満開を迎えていて、可憐な白い花を見ることが出来て、有意義な時を過ごすことができました。