「夢を拓く:女子中高生のためのキャリア・サポート」講演会を開催しました

3月13日、県立虎姫高校で「夢を拓く:女子中高生のためのキャリア・サポート」講演会を開催しました。虎高2年生の理系女子20名が参加し、講師は長浜バイオ大学バイオサイエンス学部の近藤真千子助教と同大学院生の梅田知晴さんにお願いしました。お二人は各々、女性研究者の現状とロールモデルや支援制度を紹介し、女子生徒の進路選択の参考となる大変有意義な講演をしてくださいました。

近藤助教は、植物が独自の免疫反応で病原菌の感染から身を守っている仕組みについての研究を、梅田さんは健康寿命の延伸に役立つ抗老化要因を見つける研究をされています。

講演後、女子生徒から「女性は男性のように研究に没頭できますか?」と質問を受けて、近藤助教は「私は家庭があるので、限られた時間の中で効率よく研究する方法を考える。

「家族がいるから頑張れる」「今やりたいことを大切に、ちょっと先の未来を考え、欲張りに生きよう」とアドバイスされ、梅田さんは「自分一人でしなければと思い込まないで、男性に助けを求めても良いと思う」と話されました。

今日の講演会が、約1時間半にわたって傾聴してくださった女子生徒さん達の夢を拓く一助になれば幸いです。